冬のいざない(小川山)

小川山 day2

午後から雨予報もあったけど、結局1日晴れた。
ハコヤ岩。

もっと遠いかと覚悟してたが、カモシカサイドから数分。トポのおかげで迷うことはない。

冬のいざない。後半ピッチはつなげて計2ピッチ。Kちゃんは2ピッチ目のクラックの切れ目でずいぶん苦労してたようだ。

確かに悪いが、ゴソゴソとゴマかす。誤魔化しが得意なら問題ない。

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オールナチュプロで想像以上の好ルート。


せっかく来たので、上部エリアの、都落ち、ファッキンナッツも登る。
都落ちは、トポに書いてる通り見た目はパッとしないが、登ってみるとなかなか面白い。しっかりオブザベしなかったから、ルートを見失いそうで焦った。

森の湯(姫路)

姫路の町は、駅をはさんで城と反対に行けば様相は大きく変わり、普通の庶民的な町になる。

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銭湯はそんな中にある。3階建ての立派な建物。昼からやってるのも良い。広々して昼にもかかわらずお客も多く、賑わっていた。湯上りのスペースも広く、清潔感もあって居心地の良い。


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〆に、地元灘菊が飲める、灘菊かっぱ亭。姫路おでんかす汁で漬けたおでん、特にたまごが秀逸だった

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秋一番(瑞牆)

春、いや初夏なのに。

 

1P目 人気の山河微笑と同じ。ワイドな始まり。5.8とは言え決して侮れずかつ変化に富んで楽しい。やや左上後、右上し、大きな木のあるテラスまで。

 

2P目 いやらしいトラバースからボルト2本のスラブ。パット見てわかるポケットを取りに行くところがやや、やらしいが、よくよく探せばフェースにところどころ掛かりの良いホールドがあった。ボルト1本とって、さあ登ろうとした瞬間に手が滑ってテンション。。。あっけなく全体通してのOSを逃した。。。そのまま気を取りなおしてスタートし、今度はそのままノーテンで抜ける。

 

3P目 トポには向かって右のチムニー状の方が登りやすいと書いていて、ついつい誘惑に負けてしまいそうになるが、正規は左。出だしは入り込みにくいワイド。チョックストーンにスリングがかかってるが、こちらも誘惑を排して無視。その上は濡れた溝。カムはそれなりにきまるので不安はない。クラックの奥はずっと濡れているので、あまり奥までてを突っ込まず、外側をワイド登りの基本に忠実に登る。何があるというわけではないが、いかにもワイドという感じのピッチで、個人的には、全体通してこのピッチが一番楽しかった。

 

4P目 樹林からハング下まで。ハンドクラックが快適。全体通して、一番安心して登れるピッチ。

 

5P目 ルートの核心。ハングしたはやや濡れている。何度か行きつ戻りつし、中通しで抜けれることを確認。思い切って上半身を挟み込み、足はスメアリングでずり上がる。なんとか、一番狭いところを通り抜け上のハンドに手を入れるも、そこは水の通り道。ぬるりとはじかれそうになりながらも、足をワイドに決めてずり上がる。この先、濡れたクラックが一番厳しいセクションだった。

 

6P目 数メートルの歩きから、チムニー状を10メートルほど。左にスライド。幅広にホールドを探しながら、変化に富んだムーブ。

 

7P目 クレセントクラックへ。気持ちの良いトラバース。最後までクラックをホールドに、頂上台地下まで。

 

8P目 かぶり気味のワイド。出だしが何気に悪い。

容輝湯

近くにあるのに知らなかった。

石山。

久しぶりにランニング、約7キロ。

そのご褒美に。

 

唐破風屋根。

入る前から、心温まる銭湯の原風景。

 

番台前には小さなスペース。

若い女子が、迎えてくれる。

 

もう何年も通ってそうなお年寄りと、銭湯慣れしていない若者。

 

色々良かった。

 

石山駅までの帰り道沿いに、

まっすぐ歩くだけで、マクド、鳥貴。

僕の好きなジャンクフード店が軒を連ねる。

ランニング⇒風呂⇒ビール又はハンバーガー。

 

全部そろって完全なコースになる。

 


 

米子湯

サイコロ切符を振ったら、出雲市だった。

 

念願の足立美術館

 

そして、米子城址。

凸版印刷のCM。VRの舞台だそうだ。

たまたま入った観光案内所のオジサンに教えてもらわなければ、知りえなかった。

 

とはいえ、米子城は、VRがなくても魅力あふれる。

程よい登りと、往時をほうふつとさせる石垣。

北に中海、南に大山。豊かな自然を存分に味わえる。

観光開発しなくてもよいが、大切にしてもらいたい。

日本には、まだまだこうした隠れた素晴らしい地域資源が眠っているのだろう。

 

さて、駅までの帰り道。

米子湯。

15時40分に着いたら、前の道路で、車をいじってた兄さんが、あ、と言って開けてくれた。どうやら16時開店だったようだ。

当然、一番風呂。

こぢんまりした、オーソドックスな銭湯。

駅から5分。電車でビール飲む前に、旅の汗を流すにはもってこいだ。

 

やまいち(松江)

松江。

大将と両おばあさんの掛け合いは、周りをドキドキさせつつも、ギリギリを保つ絶妙さ。お料理は間違いない。

日本酒は、豊の秋の冷、燗、常温の3種類しか選べない残念さはあるが、それを補って余りある料理(笑)

5時から満席だけど6時半ころに一回空く。7時過ぎからまた混み始めるという不思議な流れ。僕らはこの2回戦通しで滞在してしまった。

しじみ汁。言うまでもなく絶品

しめ鯖

カキフライ

赤貝。奥は肉豆腐

かんぱち刺身

 

若い人もよく来るが、飲まない人も多い。なぜこんな居酒屋を選ぶのか、そしてどうして知ったか。
カウンター席隣に1人で来ていた女性が座っていた。この女性も飲んでいなかった。
オッサンのたまり場のような居酒屋に女性1人。
今は保育士をしているが4月から医療職に転職するらしい。まだ資格はないが、以前からの憧れがあったのだそうだ。前向きさは聞いていて心地よい。新天地も良い職場であってほしい。
濃厚な松江の時間はあっという間。宿に帰って即、撃沈

ジローのひまつぶし

自分の名前を付けてもらったルート。

開拓時、みんなが他のボルトルートを試登するなか、一人でトライしてたので暇つぶしをしてると思われたようだが、僕自身はど真剣だった。

岩の上からスタートして、チョックストーンのルーフクラックをぐるりと再度岩の上に立って終了というボルダールート。

こんな面白いものはない。

一人ではなかなかムーブがつながらない中、KOさんが興味を示して、初登。

これを見本とした。

1人なら、正直、途中であきらめて、ここまで続けてトライしなかったと思う。

僕には負荷が高いので、1日のトライできる回数は少ない。春、夏、秋と、来る度に数回ずつトライ。夏場は暑すぎて、全然だった。

毎回、1トライ目が一番惜しいのは、2トライ目以降は体幹が疲れてしまうからだろう。

いつかは登れるだろう、くらいな気で、気長にトライしてきたが、ふと今日、登れた。

決して正解ムーブを見つけた訳でも、何かコツをつかんだ訳でもない。

今日も足を失敗したが、腰をスタックさせてなんとか耐えた。正解ムーブは。。。結局、分からない(笑)