三本槍(小川山)

初めて屋根岩1峰東面へ。日の当たらない所は涼しい。
曲線美、花束、プリンセス、OS

プリンセスはKちゃんもOS。

なかでも花束は見た目もよく面白い。。

 

三本槍。

左のフェースを使って高い位置に足を置く。やや遠いハンドの箇所を狙って手を送る。イメージ通りで無事OS。オブザベでこなせたのはうれしい。


厩戸皇子。トポには核心はフェース登りとあるが、ホールドが遠い。クラックで責めたがなかなか埒が明かない...出来なさそうで出来そうなので、季節を変えてまたやってみよう。

夜は、廻り目平で買ったスゥエーデントーチからK夫婦と小宴。



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Mちゃんは、空中決戦も落としマナにもトライするという。モチベーションは最高だ。この間の努力が実を結び、それが次のモチベーションに繋がるという好循環なんだろう。
刺激を受ける。

尾道

言うまでもなくお寺と坂のまち。

観光客がさほど多くないが、いずれもとてもきれいに掃き清められている。

これこそ、まさに日本的風景の一つだと思うが、意外にインバウンドは少ない。

これ以上、俗世の風にさらされてほしくはない。

 

尾道ブリュワリー。柑橘の風味とビールはあう。

商店街。ここには、いわゆる都市化が進んでおり、今風のお店も見受けられた。

 

ひょこめ(三原)

三原のまちにある居酒屋「ひょこめ」

金曜日ということもあってか予約していたからなんとか入れた。

おそらく周りは地元の人たち。地域に愛されるお店だろう。

庶民的でありながら、わちゃわちゃ感のない落ち着きがある。

夕日の当たる入口は、雰囲気がある。

酒はもちろん、三原の地酒「酔心山根」

名物のたこは言うまでもない。

かしらの煮つけ

意外にもこれがヒット。ゴーヤ。

 

新高山城(三原)

18切符で三原まで
朝5:45に乗り、尼崎、姫路、岡山、糸崎で乗り換え、12時過ぎに本郷に到着。
新高山(にいたかやま)城へ。


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虫除けを持ってこなかったことを後悔する。
小高い山を30分ほど。曲輪跡のが所々残る。

山自体は旧高山城の方が立派に見える。あえて引っ越ししたのは人心一新が理由。毛利から養子にきた小早川隆景。大きく変化する時代の中で、人や組織にも変化を求めたのだろう。


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山頂には石像が残る。

多くの井戸跡が残るのも印象的だ。

 

このあと、三原に戻り三原城跡も散策。

新高山城から三原城に再度の引っ越しをしている。山城から浮城。土塁から整然と積まれた石垣の城へ。見た目も利便性も激しいギャップ。わずかな距離だが、ど田舎から今風の洒落たお城に引っ越し。

まさしく時代のうねりを感じる変化でもある。

三原城

まちの中心に城跡があるものの、その城跡を、山陽本線と新幹線が横切る。

JRの高架下に、石垣跡が残る。

高度経済成長期の、何をも恐れない、猛烈な経済発展への渇望と勢いを感じる。

この時代、まさに今この日本の繁栄を形作ったことは間違いないが、多くの歴史遺産を破壊した時代でもある。

石垣を、駅がぶち抜く

浮城と呼ばれた。今は埋め立てられて海岸線が数百メートル移動しているが、ほん明治期までは、城の際まで海だったとのこと。

堀の水の透明度が高い。石垣の上からでも、藻の揺れや鯉の姿が良く見える。

酔心山根本店を見学。酒蔵は町の歴史を物語る。

それにしても暑いので、町ぶらはここまで。

 

翌朝、早朝ラン。

山際に残る古寺をめぐる。瀬戸内特有の急な坂道と細い道をめぐるには、あてどなく、ゆるい朝ランが向いている。

ポケットマントル(小川山)

いつかは触りたいと憧れていた、ポケットマントル

その前に発熱の街角を触ったが、岩が熱を持っていて、やめようかとも思ったけど、その後少し涼しくなったのでトライ。

噂のボルト1本目までは、出来るやろ、と軽い気持ちで取り付いたら、危うく落ちかけるグランドフォールの危機。トポにも、ここでプレクリしてるようでは心許ないと書いてたから意地でもプレクリしない。慎重に、気を引き締め直してムーブをやり直し。

 

ポケット取りはさほど苦労せずクリア。1本指ホールドが痛い。


僕にとっての核心は中後半のマントル返し。そして最後のダイク取り。

マントル返しは、ムーブを誤ったのもあり、手こずった。後からリトライしたが思いきってマントルを返しに行けば楽に出来る。

最後のダイク取りも、ダイクを信じて飛び出せば比較的楽に届くが、オンサイトではなかなかその勇気がわかない。

いずれもギリギリでこなしてOS。

その後トップロープでムーブを確認しながら再登した。

スラブながら、ダイナミックなムーブが続く。

憧れのルートをOSできたのは嬉しい。改めてクライミングの満足感や達成感はルートはグレードと関係ないと感じる。