三原城

まちの中心に城跡があるものの、その城跡を、山陽本線と新幹線が横切る。

JRの高架下に、石垣跡が残る。

高度経済成長期の、何をも恐れない、猛烈な経済発展への渇望と勢いを感じる。

この時代、まさに今この日本の繁栄を形作ったことは間違いないが、多くの歴史遺産を破壊した時代でもある。

石垣を、駅がぶち抜く

浮城と呼ばれた。今は埋め立てられて海岸線が数百メートル移動しているが、ほん明治期までは、城の際まで海だったとのこと。

堀の水の透明度が高い。石垣の上からでも、藻の揺れや鯉の姿が良く見える。

酔心山根本店を見学。酒蔵は町の歴史を物語る。

それにしても暑いので、町ぶらはここまで。

 

翌朝、早朝ラン。

山際に残る古寺をめぐる。瀬戸内特有の急な坂道と細い道をめぐるには、あてどなく、ゆるい朝ランが向いている。